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2015/04/12

生きることに前向きになれた

高校生活の中で私は、家族同様に人生を過ごし、共に成長し夢を応援しあう存在に出会いました。中学生の時は、とても内気で人見知りが強くて、いじめが原因で先生や同級生など学校内の人と全く話さない生活を送ってきた私にとって、高校3年間は、まさに人生の宝物です。
 まず、高校に入学してから、自分が大きく成長した所は、人とコミュニケーションがとれるようになったこと。それから、自分が挑戦したことを最後までやり通す力が身についたことです。中学生の頃、軽音楽部に入学していた私は、発表会やコンクールがあると、何度か休んでいたことがありました。
 高校生活の中で友達と作ったダンスゼミでは、皆で話し合いをして揉める事もありましたが、完璧ばかりをもとめるのではなく、精一杯やり抜くという事を仲間によって学んだり、発表する時も後悔しないように全力で頑張ろうという気持と、何が何でも最後までやり通そう、という気持ちが生まれました。納得行かない事もたくさんありましたが、そこで締めずに「どうしたらダンスゼミの皆が納得のいく発表ができるのか?」という事を考えて苦戦することも楽しかったし、何しろすごく充実している日々を過ごせました。
 それから去年、私自身にとって一番近くて大切な存在の人を亡くしました。何の前触れもなく突然逝ってしまい、すごく呆気ないと感じました。生前、酷い言葉を沢山言ったことに対し、自分を責めた日もありましたし、毎晩不安になり、眠ることが怖いとも感じました。私は、今更ながら命の大切さを学び、同時に家族や友人の大切さを改めて感じました。人も動物もやがて死んでしまう。いつなのかは分からない。明日なのかもしれないということを本当に実感し、そして自分の周りにいる人達が自分の思っている以上に暖かく支えてくれた事に感動しました。そして悲しみとは裏腹に、とても前向きになれたと思います。1秒1秒を大切に生きたい、1日を一生だと思って生きよう。今、ここに生きていられる事だって奇跡であり、素晴らしいことなのだから。自分の夢を叶える事に関してもそう思います。死と比べたら、自分の悩みや望むべき将来なんてたいしたことない。
神様が私に課した試練なのだと。
 どんなに小さな試練にせよ、大きな試練にせよ、乗り越えられずに諦めてしまうような夢ならそんなに大した夢ではないのだと思います。臆病にならずに何でも挑戦しよう、そう思いました。
 私が3年間で学び得たものは、他にもたくさんありますが、どんなに最悪で辛く悲しいことでも、今思えば全て最高の思い出です。何より、笑顔と楽しく充実した思い出をくれた人達に「本当にありがとう」という感謝の気持ちを伝えたいです。